今年一年を振り返ってみますと、飲食店を中心とする営業時短要請の中での年明けとなりました。中国武漢から始まった新型コロナウイルスは瞬く間に世界中に広まり今日で丸二年が過ぎようとしています。その間に国内でもワクチン接種がようやく始まり多少不安が解消されたのかも知れませんが、アクセルとブレーキを交互に踏み変えなくてはならないメディア等の報道に翻弄された一年だったようにも思います。

私どももコロナ禍において進めなくてはならない事とは何かを考え、キャッシュレス決済の導入や、配送形態の見直し、EC事業の拡充等を行いました。また来年4月からは大垣市公設地方卸売市場の付属店舗が全面移転となり、弊社の市場店もリニューアルとなります。今後ともお引き立てを賜りますようお願い申し上げます。

また来年は原油価格の高騰による輸送費を始め、包装資材の価格改定の年明けとなりそうです。20年来続いてきたデフレも限界を迎えつつあり、本格的なスタグフレーションの始まりの年になるかも知れません。厳しい状況は続きますが、弊社の基本理念である『高付加価値の創造』をお客様に提案できるよう努めてまいります。

今年一年、いろいろとお世話になりました。来年は幸せな一年でありますようお祈り申し上げます。

代表取締役　後藤博司